ボーナスの意味をずっと勘違いしていた私

我が家は普通のサラリーマンの父と公務員の母の一般的な家庭だったと思います。ところが、私が子供の頃、お金の事を何か質問すると、「お金の事を子供が話すもんじゃない」と父が異常に声を荒げて怒ったことがありました。父は、高校生の頃に祖父が亡くなり、祖母の女手一つで育てられたこともあって、お金には非常に苦労した経験があり、子供がお金の話をするのが嫌だったようなのです。その怒鳴られた経験から質問するのが怖くなって、親の給料がどのくらいなのかとか物価のこととか、あまり知らずに大きくなりました。世間知らずもいいとこです。母は、そういう私を心配してか、高校三年生の時に、初めて母自身の冬のボーナスの明細を見せてくれました。その額にビックリ。しかも、私は、ボーナスという言葉は知っていましたが、意味がよく分かっておらず、ボーナスと言うのは普段のお給料にプラスアルファでいくらか足した金額がもらえるのだと勘違いしていました。通常のお給料とは別に、数か月分ものお給料の金額が頂けるのがボーナスだと知って、ものすごく驚いた世間知らずの私が懐かしいです。大学卒業後、就職したIT関係の会社で入社後初めて頂いたボーナスは、お金の心配をさせずに育ててくれた両親に少しだけ恩返しをしました。

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